すっぴんは相手に失礼らしい

とある指導者のブログに、女性に対して「すっぴんは相手に失礼」と書かれていた。
何それ?と驚く。

ひえ~~~失礼なんだ~
何、この女性限定の課題!
どうして女性だと失礼なのか?
どうして女性だけ「ナチュラルメイク」を目指さないといけないのか?

私は人がどのような恰好でいようが「自分に対して失礼」と思ったことは無いなあ。
外見はその人の意志が反映しているとは思うけど、それにいちいち感情を使ったことは無い、と思う。

そう言えば、見た目で人を評価していないなあと気づく。
惹かれるのは考え方、価値観、知力、人間性などだ。
そもそも、友達あるいは仕事上で関わった人が何を着ていたかを全く覚えていない。

・・・こういうのを「女子力が低い」と言うのか、世間では。


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引用;https://jp.pinterest.com/pin/554224297877332563/


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# by liddell97 | 2017-03-18 19:42 | 日々の思い | Comments(2)

障がい者福祉を思う

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引用;https://jp.pinterest.com/pin/554224297879728048/

次年度の組織図や人事が発表になったのですが、ここ10年で見たことがないような大きな変動が起きています。
これまでも離職者は少なくなかったですが、今回は経験の長い職員の離職や管理職の異動が目立っています。
このような困難な状況の中、該当部署で身体を張って業務を遂行していく現場の職員に頭が下がります。

なぜそのような事態になるのでしょうか。
まず、私の部署は離職者がいないと常々比較対象に上げられるのですが、その理由は管理職によると
①重篤な行動障害や深刻な病状を抱える利用者がない。
②上記の理由から必然的な残業が少なく、職員への精神的な負荷も低い。

また、私が思うに
③利用者に“仕事”を提供する日中活動ではないため、利用者への仕事の確保に奔走したり、委託業者からの指示と利用者支援の板挟みにならず、業務が事業所内での自己完結で済む。
という要因も大きいと感じます。

①②に関しては、私も10年ほど入所施設に勤務し作業提供も行ってきているので、その大変さはよく解っています。
法人の理念として、どれほど利用者の行動障害が凄まじくても徹底的に寄り添い(実際他の施設には入所の受け入れが無く、市外・県外から来られる方も少なくなかった)、誰もが利用者の当たり前の暮らしや仕事への参加を支援してきました。
実際私も、利用者から物を投げられ、家具を倒され、メガネをへし折られ、髪を掴んで引きずり倒され、服を引きちぎられ、殴られ、蹴られ、噛まれ、暴言を投げつけられ・・・という日々を経験しています。
もちろんそれらに対する施錠等の拘束、「指導」と称した体罰などは論外。多くの職員がギリギリの状況の中で心身を追い詰められながら仕事をしていました。
それでも寄り添い続けるのは、利用者がそこまでに至ってしまった経緯と適切な支援を得られなかった苦しみを、職員集団が理解しているからです。

私が勤務していた当初は、その部署の男女十数名が一丸となって知恵を振り絞り、全身全霊で仕事に向き合っていました。今思えば至らない点は多々ありましたが(特にアカデミックな点において)、それでも全職員が全力で仕事をしていました。
今でも当時の職員チームの人達と話す中で、「あの頃の仕事を誇りに思っている」「あの仕事が今の自分の基礎となっている」と言う人が多いです。自分自身もそう思います。この仕事は綺麗ごとではないのです。
当時一緒だった職員のうち、女性2名は現在も育休明けから復職して別部署で頑張っていますし、男女各1名は留学し研鑚された後に復職しています。育児との両立で悩んだ末に今年度いっぱいで退職する職員が1名、彼女はとても優秀な人で、育児が一段落したらまた是非戻って頂きたいと願っています。
離職した人達は、他の法人や高齢者福祉へ転職、大学(教育学部)に講師として入職、結婚退職の他に、一部精神的に疲れて離職という方もありました。

現在の離職の理由はよく解らないため推測ですが、
①職員の離職が年々増加し、経験年数の少ない職員でも難しいケースの責任を負わなければならず、精神的に追い込まれる。
②年度途中の離職者が増え、職員の補充が追い付かず残業も増加、心身のストレスの許容量を超える。
③その割に報酬が低いと感じる。
等ではないでしょうか。

一方、私の部署は重度化・高齢化した利用者の退行予防や、これまでの作業参加からは引き出されなかった可能性を、様々なプログラムによって介入し広げていくという任務を負っています。
しかし一体運営を行っているグループホームでの業務が非常に多く、日中活動における専門性の追求を妨げているという状態が開所当初から続いていました。
次年度にようやく日中活動と生活の職員業務を分離し、それぞれを専門化するという形態になるとのこと、そこからが職員の本当の勝負になると思います。「ホームの仕事が忙しい」という言い訳は出来なくなりますから。

利用者の生活の質を上げる、つまり健康管理に留意し、安全に通所時間を過ごせるという基本と共に、
①それぞれに適した方法で残存機能をできるだけ維持し、感情や認知にも働きかけながら、利用者が楽しく能動的に参加できるプログラムを提供する。
②毎日通所する施設の環境を適切に整える。物理的環境が利用者の認知・身体の機能に合っており、刺激が適切の調節され、更に感情へ豊かに働きかける美しさや楽しさを備えている
③関わる職員や利用者との人間関係を育み、通所時の関わりが生きる支えとなる

不安はいろいろありますが、利用者の方々は私達の支援を必要としておられ、その質に人生がかかっていると言ってよいと思います。
誰に何を言われようと、目の前の利用者やご家族に「この施設に通えて良かった」と思って頂けるような、もっと言えば「生れて良かった」と思える瞬間を沢山体験して頂けるような施設にしていきたいと考えます。

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# by liddell97 | 2017-03-18 14:17 | 障がい者施設の仕事 | Comments(0)

復活しました

先週火曜日のお昼前に早退して、5日ぶりに出勤。
インフルエンザが誰にもうつっておらず安心しました。
休んでいた間にかわるがわる勤務に入って下さっていた皆様、
ありがとうございました<(_ _)>

今日は歌唱プログラムでした。
一人ずつ前へ出て、数々のレパートリーの中から
好きな曲を選んで歌います。
ご家族を思いながら「四季の歌」を歌われた方、
帰りがけに「あの曲良かったなあ、また歌いたい」と。

そして、今日は通所日でないTさんが、
私を心配して夕方会いに来て下さった。
私の顏を見ると「ああ、良かった」とすぐに帰って行かれました。

この時期は職員の退職者や異動があり、
毎年不安を思いを抱えている方が多いのです。
「Tさん、心配かけてごめんなさい」と思いました・・・
明日の茶道、一緒に頑張りましょう。
 
*    *    *    *  
 
Bachのこの曲、きちんと向き合って弾いてみたい気分。

いろいろな人がいて、いろいろな事が起きますが、
光を見失わないようしっかり歩いていきたいです。


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# by liddell97 | 2017-03-14 00:08 | しせつの風景 | Comments(0)

インフルエンザ

インフルエンザの検査のタイミングは症状発症より12~24時間以上経過してから(ウイルスが少ないと検査に反映されない)、しかしインフルエンザ薬が有効なのは発症後48時間と言われています。
ということは、発症後12時間~48時間以内の受診が必要です。

息子がインフルエンザA型の診断を受け、その後に私も同じ診断を受けました。
(微熱が出るまで勤務していたため、感染者が出ていなければ良いのですが・・・)
息子の場合、最初は風邪かと思い家にある風邪薬を飲んで様子を見ていました。なので受診が遅れその分症状も悪化、内科で「リレンザ」を処方され、更に喉と耳が激痛とのことで夜に耳鼻咽喉科を受診(他の方への感染を考えて診察終了の数分前に赴く)、中耳炎ではないとのことで抗生物質と解熱鎮痛剤を処方されました。

一方、私の方は発熱後インフルエンザを予測し、検査結果が反映されるように時間をおいて通院、「イナビル」を処方され即吸入。身体のあちこちが痛いものの、熱は服薬後4時間ほどで下がりました。この4時間が非常に長く感じ、「薬が効いていないのでは…」と思いながら寝込んでいましたが、気づくとあっさり解熱しました。

現時点で息子と私の様子を比べると明らかに私の方が回復が早いため、インフルエンザに感染したと思われたら、症状の発症から12~24時間経過の後、即通院をお勧めいたします。

ちなみに、インフルエンザ薬はウイルスの増殖を抑えるものだそうです。

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21世紀の家庭の医学いしゃまち より https://www.ishamachi.com/?p=3622

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# by liddell97 | 2017-03-08 20:59 | 家/暮らし | Comments(0)

日本ADHD学会第8回総会 2日目

日本ADHD学会2日目にも参加、中井昭夫先生のDHD(発達性協調運動障害:Developmental Coordination Disorder)に関する講演を非常に興味深く聞きました。
今年の4月に行われる第1回日本DCD学会学術大会の大会長挨拶で中井先生は次のように述べられています。

日本では、「不器用」といわれる、「協調(運動):Coordination」の発達に課題のある子どもたちへの支援が諸外国と比べ遅れていましたが、ようやく、神経発達障害のひとつである発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder :DCD)という視点から子どもたちを理解し、支援していくことの重要性が知られるようになってきました。また、自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠如・多動性障害(AD/HD)、限局性学習障害(SLD)などの神経発達障害にDCDの併存例が多いことは臨床的によく知られています。
従来、「協調」は身体の問題であり、神経発達障害の中核症状とは関係ない、あるいは単なる併存状態と扱われがちでしたが、近年の脳機能イメージング研究や構成論的アプローチなど様々な学際的研究から、胎児期からを含めた協調や感覚など「身体性」と環境との相互作用が社会性など高次脳機能の発達、そしてその障害としての神経発達障害の進展に重要な役割を果たしている事が強く示唆されてきています。

2017年4月16日(日)に兵庫県で行われる第1回日本DCD学会学術大会は既に定員に達しているそうです。
今回講演を聞いて、日頃接する方々にも十分に念頭において対応すべきであると感じ、ADHDに関する最新の研究を伺うと共に、とても勉強になりました。

下記のリンクはNHKハートネットTVブログ「発達性協調運動障害の子どもたち【前編】/【後編】」です。中井先生が取材されています。

【前編】

【後編】


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# by liddell97 | 2017-03-08 19:12 | 障がい者施設の仕事 | Comments(0)

日々、心が喜ぶものを。


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