フィンランドの教育から考える

フィンランドの高校生と話すマイケル・ムーア監督
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ HP↓
http://sekai-shinryaku.jp/index.html


↓ ↓ こちらは長めの動画です
『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』”フィンランドの教育”


映画『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』本編映像
”宿題のないフィンランド”



”フィンランドの高校生”



”フィンランド教師の本音”


この学校教育の考え方に強く共感します。
教育は自分の人生をよくするために行われるべきものであると思います。
フィンランドはその教育方法が結果的に学力に反映したのであり、学力(テストの結果)向上のために勉強・教育をしているのではない。たからアジアの国々に学力テストの結果を抜かされても動じないのだと思います。教育の目的が違うからです。

しせつでは、学齢期に本人の力を引き出す支援がほとんど得られなかった方々へ、同じような意味でプログラムを提供しています。高齢の方々に何故?と思われるかもしれません。

知的障害を抱える方には、ご本人が希望されれば、生涯を通じて「自分の力を発揮して」人生をよりよくしていく教育の機会が福祉サービスにおいて保障されるべきであるというのが、私の考えです。なぜなら学齢期、青年期に十分な教育の機会に恵まれなかった50代以降の知的障害を抱える方々へ、しせつでの活動を通して楽しみながら多角的に教育アプローチを行った結果、未開発であった能力が次々に引き出され、それが喜びとなり活動参加の継続をご本人が希望されるからです。
しかしこの事は、仕事(作業)を中心としたしせつを利用されている、若い知的障害を抱える方にも言えるのではないでしょうか。

しせつが提供する仕事(作業)と行事のみでは限定的な経験にとどまるというのが実情です。また、休日を利用され外部の社会資源を活用した場合も、複雑な障害特性を理解した上で準備されたプログラムでない場合は、ご本人の力を引き出しきれないと考えます。

しせつのプログラム、例えば茶道では日本の伝統を体験すると共に、楽しみながらご本人の作法の質を高めることは、他者への気遣い、動作と挨拶のコントロールが必要となります。各参加者の現時点での課題は全員異なり、それぞれに合わせた課題設定を行い確実にクリアしていきます。

その他同様に歌唱、器楽、造形、英会話、お菓子作り、ゆらぎ体操を行っていますが、皆さんの心が充実すると共に、活動で得られた新たな力により生活の質を高める事を目指しています。良い指導者に巡り合えたら、もっと活動の種類を増やしていき、選択肢を広たいと思っています。

大切なのは「自分の力で出来た」事実と実感です。陥りがちな「やってあげた」という押し付けは、結果がどんなに良くても「事実と実感」に欠けてしまいます。一方、根拠のない無謀な課題設定で利用者を苦しめている事に気づかない職員もいます。何か課題を押し付けることが「教育」「支援」だと思っている思考の単純さ…。

このような理由から、成人の知的障害を抱えた方に対する教育活動の有用性、中でも音楽療法の有用性についての研究を行っています。
「効果」を主観ではなく、信頼のおける方法により測定するところまで行い、「有効である」と言えるからです。

・・・学生期間があと2年しかなく焦っています。なかなか研究の時間がキープできず、担当教官の先生にはご心配をおかけしています。
仕事もきりがなく20時退社を目標としていますがなかなか叶わず、週末は放置気味の家事で終わってしまい・・・時間の管理、もの事の優先順位づけと適度な手抜きが課題です(>_<)

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by liddell97 | 2016-11-20 14:33 | 障がい者福祉の仕事 | Comments(0)

横浜市にある障がい者施設の職員です。~ 日々、心が喜ぶものを ~


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