日本ADHD学会第8回総会 2日目

日本ADHD学会2日目にも参加、中井昭夫先生のDHD(発達性協調運動障害:Developmental Coordination Disorder)に関する講演を非常に興味深く聞きました。
今年の4月に行われる第1回日本DCD学会学術大会の大会長挨拶で中井先生は次のように述べられています。

日本では、「不器用」といわれる、「協調(運動):Coordination」の発達に課題のある子どもたちへの支援が諸外国と比べ遅れていましたが、ようやく、神経発達障害のひとつである発達性協調運動障害(Developmental Coordination Disorder :DCD)という視点から子どもたちを理解し、支援していくことの重要性が知られるようになってきました。また、自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠如・多動性障害(AD/HD)、限局性学習障害(SLD)などの神経発達障害にDCDの併存例が多いことは臨床的によく知られています。
従来、「協調」は身体の問題であり、神経発達障害の中核症状とは関係ない、あるいは単なる併存状態と扱われがちでしたが、近年の脳機能イメージング研究や構成論的アプローチなど様々な学際的研究から、胎児期からを含めた協調や感覚など「身体性」と環境との相互作用が社会性など高次脳機能の発達、そしてその障害としての神経発達障害の進展に重要な役割を果たしている事が強く示唆されてきています。

2017年4月16日(日)に兵庫県で行われる第1回日本DCD学会学術大会は既に定員に達しているそうです。
今回講演を聞いて、日頃接する方々にも十分に念頭において対応すべきであると感じ、ADHDに関する最新の研究を伺うと共に、とても勉強になりました。

下記のリンクはNHKハートネットTVブログ「発達性協調運動障害の子どもたち【前編】/【後編】」です。中井先生が取材されています。

【前編】

【後編】


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by liddell97 | 2017-03-08 19:12 | 障がい者福祉の仕事 | Comments(0)

横浜市にある障がい者施設の職員です。~ 日々、心が喜ぶものを ~


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